至適血圧(してきけつあつ)というものがあります。
医学的な用語で、血圧の種類を示します。
高血圧だと、脳、心臓、腎臓などの臓器に影響を与え、
様々な疾患の危険性が高いことが知られています。
健康ブームの中、高血圧を改善したいという人、
治療を受けている人は、血圧を測定し、
自分の血圧がどういう状態にあるかを把握します。
その目安の中で、
脳梗塞、心臓病、腎臓病などの危険性が最も少ない
理想的な血圧を「至適血圧」といいます。
収縮期血圧120mmHg未満かつ拡張期血圧80mmHgと設定され、
一般に言われる正常血圧(収縮期血圧130mmHg未満かる拡張期血圧85mmHg)より、
更に低い設定となっています。
*ここで示している血圧数値は診察室血圧と呼ばれる、医療機関での数値です。
家庭などリラックスできる場所で測定される数値とは異なりますので注意してくださいね。