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生活

自宅で過ごす時間が増え、運動不足解消で散歩に出かける人も多いのではないでしょうか

道路わきに置いてあるフラワーポットの花を楽しんだり、景色を楽しんだりしながら、公園で一休み。

ベンチに腰掛けて、空を見上げると、嫌な気分も晴れるようですね。

空を見ていると、様々な形の雲を見ることができます。

雲の名前って、知っているようで知らないものだな、、、

日本では、うろこ雲、ひつじ雲、あかね雲、入道雲など生活に合わせた名前がついていることが多いですが、正式(?)な名前って覚えていますか?

新聞でも雲についてのクイズを見かけたので、雲について調べてみました。

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雲のでき方

雲というのは、空気中の水蒸気が空中で小さな水粒や氷の粒になっている状態であることはご存知の通りです。

地上で気化した水蒸気は気温、気圧の関係で上昇気流に乗り上層へと運ばれます。

上層へ行けば気圧が下がり、空気の密度も減り気温も下がります。

つまり、飽和水蒸気量に達して、小さな塵などを核に水粒となり雲を形成するわけです。

これが地表に接したところでできると霧になります。

つまり、地表に接していると霧、地表から離れたところでできると雲と呼ぶわけです。

この辺りは中学校の理科で学びますね。

雲の種類

私たちが目にする雲。

同じ形をした雲というのはまずありません。

生活の中で、季節に合わせ、見た目の形から名前が付いたものも多いです。

そんな雲の種類にはどんなものがあるのか、気になって調べてみました。

気象基準の雲

自然界で見られる雲は世界基準で10種類に分類されています。

国連の専門機関である世界気象機関(WMO:World Meteorological Organization)が定めています。

概要については小学校5年生の理科で学んでいるんですね。

この分類は、雲のできる層を3層に分け、その中に分類しています。

高さ
上層 5000m~13000m巻雲、巻積雲、巻層雲
中層 2000m~ 5000m高積雲、高層雲、乱層雲
下層 ~ 2000m層積雲、層雲、積雲、積乱雲

この分類で示される雲の名前というのは、なかなかピンと来ないので覚えにくいものですね。

でも、私立中学の理科の入試問題に出題されることもあるというのは驚きです。

層による分け方は、積雲や積乱雲のように雲の性質から複数の層にまたがることもあるので便宜上と考えてもよさそうです。

覚え方としては、雲を作る上昇気流に着目して再分類する方法がおすすめです。

急激に起こる上昇気流が原因でできるものを対流雲とよび、ゆっくりとした上昇気流でできる層状雲とよびます。

急激に起こる上昇気流は空気を速いスピードで上に運びますから出来上がる雲はどんどんと上に伸びていきます。

積雲積乱雲がこれにあたります。

一方でゆっくりとした上昇気流で運ばれる空気は広がりながら上空へと運ばれ面積が広くなります。

これが層状雲の特徴で、雲がどの高さでどのような形になるかで個々の名前が決まっているのです。

上のWMOの分類に使われている雲の名前の漢字を見ると「」「」「」「」「」の文字が用いられています。

分類から察する方もいらっしゃると思いますが「」「」「」は高さを表しています。

」は上層、「」は中層、「」は一定でないということです。

また、「」は積み重なった状態、「」は広がった状態という雲の形を表しているわけです。

こうして雲を見ると

卷雲=すじ雲  巻層雲=うす雲  卷積雲=うろこ雲、イワシ雲
高層雲=おぼろ雲  高積雲=ヒツジ雲  乱層雲=雨雲

などの形が想像つき組み合わせできますから、覚えやすいのではないでしょうか

珍しい雲

上記のWMOの分類に当てはまる雲ではあるのですが、その形やできる場所などで特別な名前で呼ばれ、その名前の方がメジャーである雲もあります。

写真を撮るのが趣味の人のターゲットにもなっていますね。

・かなとこ雲

積乱雲の変形で、下から吹き上げる上昇気流によって成長を続ける積乱雲が一定の高さ以上になれず横に広がり始めてできる雲で鍛冶屋のかなとこの形に似ていることからこの名前がつけられているそうです。

爆弾が爆発した後のような雲にも似ているので不気味がる人も多いとか。

積乱雲が非常に大きく発達して雹や落雷、集中豪雨、竜巻などを発生させ甚大な被害をもたらすようなこともあり、この積乱雲をスーパーセルという呼び名をつけることもあります。

・レンズ雲・笠雲

山の上や、近くに現れる凸レンズの形をした雲で、発生する高さで巻積雲、高積雲、層積雲に分類されます。

中でも上の写真のように山頂にかぶさったようにできると笠雲と呼ばれます。

発生には風が影響しており、一か所にとどまっているように見えていますが一定の場所で発生と消滅を繰り返しているのだそうです。

このレンズ雲の変形した形の雲が吊るし雲といわれる雲です。

雲海・滝雲

雲海はその名の通り、山間部などで見られる雲の海。

日本全国で見ることができるものです。

一方、滝雲は、その雲海のできる場所で、雲を流すくらいの風があり、天候が安定しているなどの条件がそろうことが必要で、なかなか見ることができません。

雲が山頂を超えて山の麓に向かって流れ落ちながら消えていく神秘的な現象です。

その他にも、漏斗雲、乳房雲、ロール雲などあり、海外でしか見られない雲もありますね。

その他の雲

ほとんどの雲は上記のWMOの分類にあてはまりますが、やはり例外はありますね。

高高層の雲

今まではめったに見ることはなく、見れる場所も非常に限られていた雲が地球の温暖化の影響か、目撃例がでています。

WMOの分類では高層と呼ばれる地上13000mよりもはるか高層20000mを超えた上空、成層圏やそれより上空の中間圏に発生する雲です。

真珠母雲や夜光雲がそれにあたります。

真珠母雲は成層圏で発生し、色彩が真珠母貝(アコヤガイ)の内側に似ているのでこの名をつけられたそうです。

夜光雲は更に上空、高さ80,000m(80km)付近に現れ、夜でも光って見える雲です。

どちらも私たちが日常の中で見ることはできない雲ですが、非常に美しい雲とされています。

しかし、その発生原因が地球の温暖化現象にあるとしたら、自然の警告ともおもえますね。

人工物による雲

雲の発生の起序は自然界と同じですが、その原因が人工物である雲もいくつかあります。

その代表的なものが飛行機雲です。

この雲は日常的に見ることのできる雲ですね。

青い空を高く飛ぶ飛行機。

その通過した進路を白い筋のような雲が描いています。

原因は2つ考えられ、エンジンの排気中の水蒸気が雲になるものと、翼の作りによるもので上面と下面の気圧の差で水蒸気が雲になるものです。

一般に見られる飛行機雲は前者の方が多いようです。

ただ、航空ショーなどで見られるスモークは飛行機から噴出している油で作られたものですから間違わないように。

もう一つ飛行機が作る雲でベイパーコーンというもの。

これは飛行機が音速を超えて飛行するときに機体の周りに発生する円錐型の雲のことで、なかなか実物を見る機会はないのですが、かっこよいと人気です。

その他にも、発電所から排出される水蒸気が雲になるようなケースも見られます。

まとめ

雲のでき方と、名前について調べてみました。

ここでは、国際気象機関の分類をもとに雲について調べてみましたが、私たちの生活の中、特に日本の自然の中でも珍しい雲はあります。

興味のある方はいろいろ調べてみてください。

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