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大山積神(おおやまづみのかみ)

日本の文化・歴史

大山津見神 大山祇神、大山積神、
和多志大神(わたしのおおかみ)、
酒解神(さけとけのかみ)とも呼ばれます。

古事記では、伊耶那岐 伊耶那美の神産みから生まれた神とされて記されており、日本書紀では迦具土神(かぐつちのかみ)が伊耶那岐に十拳の剣で斬られて生まれた五山祇(大山祇、中山祇、麓山祇、正勝山祇、䨄山祇)の筆頭とされています。

海神、山神の両方の性質を持ち、瀬戸内の水軍の戦の神としてもあがめられました。愛媛県今治市大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は日本総鎮守とされました。

古事記、日本書紀では大山積神が直接登場することは無く、名前はよく見るものの姿が見えません。しかし、大山積神の子は数見られます。

須佐之男命の妻の櫛名田比売命の父、足名椎神は大山津見神の子と記されています。

また、須佐之男命は、大山積神の娘である神大市比売神(かむおほいちひめ)との間に大年神と倉稲魂尊(うかのみたま)をもうけられたと記されています。

須佐之男命と櫛名田比売との間の子、八嶋士奴美(やしまじぬみ)は、大山積神の娘の木花知流姫(このはなちるひめ)と結婚し、大国主命の祖先である布波能母遅久奴須奴(ふはのもぢくぬすぬ)を生んでいます。

邇邇芸命(ににぎのみこと)が地上界に降りたときみそめた木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)も大山積神の娘です。

大山積神は姿は見えないものの、百済から摂津の国の御嶋へわたり、それから伊予の国の三嶋に鎮座したとされています。

大山積神を祀る神社の代表格は

大山祇神社(愛媛県今治市大三島)
三嶋大社(静岡県三島市大宮町)
三島鴨神社(大阪府高槻市三島江)
梅宮神社(京都府京都市右京区梅津)

が上げられますが、大山積神を祀っている神社は全国に10,299社存在するとも言われています。

この愛媛県の大山祇神社にまつわる神事「一人角力」を題材に、大山積神の眷属として稲の精霊にかかる物語が現代小説として登場しています。

神様の御用人 (3) (メディアワークス文庫)

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