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土用の丑の日

日本の文化・歴史

現在の日本の季節と言うのは
四季と呼ばれる春夏秋冬であらわされます。

季節ごとの自然の移り変わりがはっきりとしており、
それが日本の美しさでもあるとされていますが、
最近は季節感が薄れているように感じられます。

古代では、この四季という考え方はなかったようで
中国からの思想に大きく影響されていたようです。

陰陽説は全てのものは陰と陽に分かれる白か黒という
考え方で、日本ではこれが陰陽道に発展したと言われていますが、
神社などの歴史を見ても、日本人と言うのは2極化よりも、
これに中庸というポジションをいれ、3と言う数字、
三角形に安定を求めたように思えます。

これは、神社などでも三柱を祭るところが多いことからも
推察されますね:

中国では陰陽説が更に発展し陰陽五行説というものが
定着しました。4では落ち着きがなく5と言う数が最も安定する
と考えたからと言う説もあるようです。

この五行説は、全てのものが「木、火、土、金、水」の
5つの要素から成り立っていると説いており、
自然の移り変わり、人間の体などこの説によって
解説されています。

中国の伝統医学などもこの思想によって成り立っていると
言われています。事実、日本に伝承されているはり、きゅう、漢方など
東洋医学はこの陰陽五行説によって患者の症を立て、
治療に当たります。

話が少しずれたようですが、
五行説であらわされるものは代表的なものに
木=青い色、東、春
火=赤い色、南、夏
土=黄色、中央、土用
金=白色、西、秋
水=黒色、北、冬
があり、季節も四季(春夏秋冬)の間に
それぞれ土用という中庸があると考えられたのです。

この考え方が日本に伝わり、
現在も一部暦として残っています。

各季節の始まりは立春、立夏、立秋、立冬で
その前各18日間が季節が移る中庸の土用と呼ばれているのです。

東洋医学的にもこの時期は体の変調を来たす時期と考えられ、
これが、「季節の変わり目は体の調子を崩しやすい」と体感的にも
覚えているわけです。

もう一つの丑の日というのは、干支による暦で、年回りの干支と同じく
12日周期で繰り返されています。

ですから、土用の丑の日というのは、立春、立夏、立秋、立冬の
前の土用の期間には必ず1日はあり、年回りによって、2日ある年が
あると言うことになります。

2014年、2015年と立夏の前の丑の日は2日あり、
2016年も2日ありますね。

この立夏の前の土用の丑の日にうなぎを食べて
精をつけようということは、季節の変わり目なので
変調を来たしやすい体に栄養を取ろう。と言う意味では
あたっているのかもしれません。

 

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